「噂:Appleがもう一つのタブレットを開発中。iPhoneよりMacに近い。」に対して。
iPadが第三のカテゴリとして登場した今、Appleにタブレットコンピュータを作る理由はあるだろうか。この理由を無視したとしても、iPadの上位機種として同じカテゴリに入るとすれば、カテゴリ全体のターゲットがよりGeek向けにはならないか、という疑問がある。
もしタブレットMacが存在するとなれば、その立ち位置は中途半端だ。MacBookとiPadの間に存在する事になる。MacBookを1とし、iPhoneを2、iPadを3とするならば、タブレットMacは2.5だ。
最終的に目指すところはタブレットコンピュータかもしれないが、その為の布石がない。iPadは将来におけるタブレットMacの前座であり、そこで得られた結果をタブレットMacに活かす。今の段階でタブレットMacを出しても使い勝手が良くない、バッテリがもたない、遅いという理由から失敗する。それに、既存のノートPC、デスクトップPCユーザーに対しての訴求力が弱い。iPadはタブレットの良さを"啓蒙"する為の布教道具で、これの成功によって初めてタブレットMac製品化の可能性が出てくる。
いわばiPadはハード面からも、ソフト面からも、タブレットMacの祖先となる可能性が高い。iPadは消費者に対してタブレットコンピューティングの可能性を想像させ、タブレットMacに対する需要を創造するものである。
よってタブレットMacの年内発売はない。3月末に市場に出して、iPadの経験をタブレットMacのプロトタイプへフィードバックをしつつ、12月のホリデーセールでの売れ行きを見てからになるだろう。iPadの売れ行きによっては、タブレットMacの発売は更に伸びるかもしれない。
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