・Togetter(トゥギャッター) - まとめ「iphone、ipod touchは何GBなら満足出来る?」
TwitterでもTweetしたけれども、未読書籍だろうと既読書籍だろうとバンバン裁断してScanSnapにかけているのでiPhoneに入れたいPDFは溜まる一方。特に未読書籍は読む予定ではあるから常にiPhoneに入れておきたい。するとあっという間に残り容量が3GBに。iPhone 3GSの場合はビデオ録画が可能であるから、特に慢性的な容量不足が顕著になってくると思う。
以前も紹介したが、こういう解決策もあるにはあるが、読むまでに時間を要する為に応急措置に過ぎない。ダウンロードが終わるまでに読む気が大抵は失せている。
・b.E233.net: ScanSnapとiDiskとiPhone
しかし、フラッシュメモリには物理的制約がある故に容量は実質的無限には成り得ない。だがGmailなどのウェブサービスにおいては、ユーザーが利用できる容量というのは実質的に無限である。だから、今後は接続速度の改善とユーザーが利用できる容量の無制限化によって、iPhoneやAndroidが持つ物理的な容量による制約というのは問題がなくなるはず、だが、実際にはその為の解決手段としてのクラウドと既存の携帯電話ネットワークの高速化が進捗するか否かはよく分からない。いくらスマートフォン利用者が増えているからとはいえ、まだまだ携帯電話を利用しているユーザーは多い。だから、率先して日本が全面的に4Gを導入するかというと微妙な気もする。HSDPAでさえ全国どこでも3Gに繋がる場所なら利用できるかというとそうではないのだから。
それに携帯電話ネットワークに加わる負荷が増え続けるということを考えると、利用者が増えてもパケット定額等で基本的に利益は一定以上には増えないことから、キャリアの負担も大きくなる。そうなってくると、ソフトバンクが実施しているように××パケット以上は帯域制限を掛ける、といった制約が出てくるので、いくら回線が高速であろうが、接続速度が速かろうが、全く意味を成さなくなってくる。特にスマートフォンユーザーはAppStoreに代表されるように、既存のキャリアが設けた収益システムから外れた部分にあり、パケットばかり食いつぶすだけでそこからパケット定額代以上の利益を得るのは難しい。だからauはAndroidをラインナップに加えるにあたって独自のアプリストアを開設すると宣言しているのだろう。その為、スマートフォンユーザー自体の増加は歓迎するだろうが、そのユーザーがパケットを使いまくるような行為をすることは望んでいないだろうし、それに備える為の設備投資をしなければならないのだから、キャリアにとっての利益というのはあまりないように思える。
クラウドの高速化についても、基本的にはクラウドの本場はアメリカにあり、日本から利用するには太平洋の海底に沈む光ファイバーを経由しなければならないから、クラウドサーバー側でいくら高速化しても限界がある。故に、日本においてもクラウドデータセンターが必要になってくる訳であるが、MicrosoftやAmazon、それにAppleがそのようなデータセンターを開設したという話は寡聞にして知らない。
加えて実質的に容量を無限二してしまうと、買い替え需要というのが低減される恐れもある。iPod touchなどは64GB版が登場しており、そのように大容量化が進むにつれて買い替えを行っている人もいる。容量増加という付加価値を食ってしまう可能性もあるからこれまた、容量無限化というのは微妙である。それ以上の付加価値を新機種に加えればよいとも言えるが、現状ではそれも難しいだろう。
だが、いずれは音楽もPDFも動画も全部クラウドで管理して、携帯電話なりスマートフォンなりは本当にシン・クライアントになる日がやってくるはず、いややってきて欲しいと切実に願う。クラウドほどコンピュータへの考え方を変えた概念はないし、便利なものはないからだ。
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